半導体不足の今、店舗などの空調工事は早めに依頼することがおすすめ!

皆さま、こんにちは。

千葉県四街道市を拠点に空調・電気・給排水工事を手掛けている村上総設工業です。


ここ最近、世界中で「半導体不足」が大きな問題になっています。半導体はさまざまな機械に使用されている重要なパーツのため、空調業界も大きな影響を受けました。この状況は一体いつまで続くのでしょうか? ここでは、半導体不足が発生した原因や今後の見通し、空調工事を考えている方が取るべき対応をご紹介します。



■そもそもなぜ半導体不足が起きているの?



半導体不足が起きたそもそもの原因は、2020年から始まった新型コロナウイルスによるパンデミックです。コロナ禍では、感染対策として世界中で外出が制限され、いわゆる巣ごもり需要が発生。仕事もリモートワークへの移行が推奨されました。これにより、パソコンやAV機器、ゲーム機、生活家電といった半導体を使う製品の需要が増加したのです。


ところが、半導体の生産能力はコロナ禍の前からいっぱいいっぱいの状態でした。そんな状況で需要が急増したのに加え、パンデミックの影響で世界各地の工場が閉鎖。間の悪いことに、旭化成やルネサスの半導体工場が火災で、サムスンの米国テキサス工場は大寒波で、台湾のTSMCの工場も水不足や停電によって停止してしまいます。


さらには米中の貿易摩擦や、半導体の生産拠点の偏りといった問題も加わり、半導体の生産や流通のバランスが崩壊しました。その結果、需要が供給を大幅に上回り、世界中で半導体が不足してしまったのです。「もともとあった問題」「パンデミックによる混乱」「偶然発生したトラブル」が重なったために起きた、一大パニックだといえるでしょう。



■昨年に続き、今年も半導体不足で空調不足に……



半導体の不足は、それを使用する機器の不足に直結します。何しろ、私たちの身の回りにあるほとんどの機械に使われているため、影響は非常に広い範囲に及びました。間接的な影響も含めれば、無関係の業界はないといっていいほどです。もちろん、空調にも半導体が使用されており、空調の生産量が大幅に減少。空調不足の状態に陥っています。


たとえば三菱電機は、2021年の夏前の段階で、一部のエアコンの一時生産停止・納品延長に踏み切らざるをえませんでした。他のメーカーも似たような状態で、真夏にエアコンが故障しても、新品が買えるまで1ヶ月以上かかる状態が当たり前になったのです。ただでさえ需要が増える時期にエアコンが不足したために、多くの方が「エアコン難民」になりました。


そして半導体不足は、現在も収束する気配がありません。一部の機器については改善の兆しが見えているものの、半導体不足が解消されるのは早くても2023年になると予測されています。つまり、今年も空調不足が続く可能性が極めて高いのです。3月頃に各社から発売される新製品の供給も、不透明な状態になっています。



■空調工事はお早めに!店舗では特に重要です



空調不足が続く現状において、購入希望者の方が取れる最も確実な対処法は、できる限り早く空調工事の依頼をすることです。夏になり、必要にかられてから工事を依頼しても、まず間違いなくすぐには設置できません。遅くとも、必要な時期の2~3ヶ月前には工事の予約を入れておいた方がいいでしょう。


特に重要なのが、多くのお客様が訪れる店舗の空調です。空調が使えない状態で夏を迎えたりすれば、お客様に快適に過ごしていただくことができず、客離れを起こしてしまいます。すでに空調が故障している場合はもちろん、老朽化していたり何らかの不具合が発生していたりする場合でも、早めに空調を修理・交換するのがおすすめです。まずはお近くの専門業者に相談してみましょう。



村上総設工業では千葉県四街道市を拠点とし、1都3県を中心に空調・電気・給排水工事を手掛けております。設備工事をワンストップで行うことで、費用や手間を抑えられるのが強みです。工事の相談や見積もりは無料で承っております。空調・電気・給排水工事でお悩みの時は、お気軽にご相談ください。