マンションの給排水設備の更新工事を行う目安とは?

皆さま、こんにちは。

千葉県四街道市を拠点に空調・電気・給排水工事を手掛けている村上総設工業です。

マンションでは快適な居住空間を維持するためにも給排水設備を定期的に見直し、改修や更新を行うことが大切ですが、行うタイミングをしっかり把握されていますか?

ここでの更新は、配管を修復ではなく新しいものに取り換える工事を指すものです。

今回は給排水設備の更新を行うタイミングと、更新工事を行うメリットについてご紹介していきます。



■築年数や状態から更新のタイミングを見る



お住まいのマンションの資産価値を保ち、長持ちさせるためには給水管や衛生設備の問題を防ぐことは非常に重要です。

そのため、適切な時期やタイミングで改修や更新の工事ができるように把握することが大切です。

そこで、給水管設備の更新の目安となるのが築年数と問題の症状です。


まず築年数では、

・5年~給水設備のオーバーホール

・15年~水道メーター周辺設備

・20~25年共有部配管

・30年~専有部配管


上記の築年数を参考に更新工事を行うのが適切なタイミングといえます。


もし、それ以上になった場合には、大規模の改修工事が必要となる可能性が高いです。

次に問題の症状についてですが、赤水や青水が出た場合には注意が必要です。

赤水が出る原因は、給水管の一部の酸化や腐食にあり、内部にサビや鉄バクテリア、マンガンなどが混入することで起こります。

しばらく使っていなかった水栓を開けた際に出るのは軽度ですが、毎朝や断水後にでてしまうと中度、常に赤水やサビの粒子が出てしまうのは重度となります。

青水が出る原因は銅管が腐食し、銅管のイオンが水道水に含まれる塩素によって溶けてしまうからです。

水を流している状態では気付きにくいですが、濡らしたタオルなどが青くなるなどの症状があった場合は注意してください。

これらの問題が生じた場合には、すぐに対処することが大切です。



■更新工事を放置するとどのような問題があるのか


給水管の赤水や青水を気が付かずに摂取してしまうと、鉄分などの金属物質の過剰摂取となり、健康被害が出る恐れがあります。

また、赤水や青水が出ているにも関わらず放置していると給水管や継手の腐食が進み、直そうと思った時には予想以上のコストがかかることも少なくありません。

どんなマンションでも必ず劣化するものです。

様々な理由を付けて先延ばしにしても、必ず対応しなければならないときがきます。

そうなったときに取返しの付かない事態を避けるためにも、常日頃から予防策を講じ、いざというときには速やかに対処できるよう備えておくことが大切です。



■しっかりと更新工事を行うメリットとは



新しい配管に交換する更新工事を行うことで、赤水や青水が出るトラブルを解消し、衛生面での安全性を保てます。

さらに、新しい配管になることにより、破損するリスクを回避し、漏水などのトラブルを防ぐことも可能です。

加えて耐久年数が長くなることもメリットの一つで、新築と同程度の寿命が見込めます。



■給排水設備のことなら村上総設工業へ



適切なタイミングで給排水設備の更新工事を行うことで、健康やコスト面への影響を抑え、何十年にも渡って快適な居住空間や生活空間を維持することが可能です。

放置して取返しのつかない事態や他の居住者とのトラブルを引き起こす前に、少しでも異変を感じた時点で業者に依頼することをおすすめします。

村上総設工業では千葉県四街道を拠点に1都3県を中心に空調、給排水、電気工事を手がけております。

たとえば給排水工事だけ単体でお受けすることはもちろん、空調・給排水・電気工事をワンストップで一括対応することも可能です。

工事の相談や見積もりは無料で承っております。空調・電気・給排水工事でお悩みのことがございましたら、お気軽にご相談ください。